と、よく尋ねられます。日本に古くからある遊戯の一つですが、日常生活によく出てくる言葉でもありませんし、実際に遊んだことがある方もそう多くないのではないでしょうか。なのでくらげびとはこう答えています。
「蛤の殻を使った<神経衰弱>に似た遊びの一種です。」
実は初めて貝合わせというものを知った時、くらげびとはまずこう思いました。
ー手にとって眺めてみたいー
ー実際に遊んでみたいー
平安時代の書物にも記載があるくらい古くからあるとか(参照『堤中納言物語』:でも遊び方は今と違います。)、蛤の内側に描かれる絵は源氏物語などの古典に題を求めたものが多いとか、いろいろ歴史的背景や決まりごとがあるかもしれませんが、「貝合わせ」自体は伏せて並べた多数の蛤の中から対となる貝を探すという遊びで、しかも内側には絵師によって金銀箔や絵の具で美しい絵が施されている、、、手にとってじっくり眺めたくなるじゃないですか!でも欲しいと思ってすぐに玩具屋さんで買えるほど一般的な玩具ではありませんでした。
・・・そうです、これがくらげびとが貝合わせを作り始めた理由です。
「貝合わせって何ですか?」
と聞かれなくなるぐらい、貝合わせが広がる日を夢見つつ。。。今日も蛤で遊んでいます。
貝合わせマグネット
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